SPL開発への移行の進め方~3.部品化によるコア資産作成
SPL開発への移行の進め方~3.部品化によるコア資産作成
可変性分析が完了し、製品群全体の機能が明らかになったら、製品群で再利用可能な資産である「部品化したコア資産」を作り込みます。
部品化したコア資産には、アーキテクチャモデルや設計資料、実装・テスト成果物が含まれます。これらの資産は、フィーチャーモデルの各機能と対応付けて管理します。
図7は、部品化したコア資産におけるアーキテクチャの例を示しています。部品化したコア資産は全ての製品群の機能を網羅するため、全機能を実現する構成要素を持つ"包括的なアーキテクチャ"となっています。
製品毎に可変となる構成要素は、フィーチャーモデルで定義した機能と対応付け、ステレオタイプに<<variant>>を設定します。
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適用支援
"RIPPLEアプローチ"とは、既存のソフトウェアから再利用資産化できそうなものを抽出し、製品開発時に新たな要件等を加えて資産を増やしていく方法です。既存ソフトウェアの調査、プロダクトライン化計画の作成、実施の全ての活動を総合的に支援します。
診断
RIPPLEアプローチに基づくPL開発への移行を目的とし、このアプローチが適切かどうか、システムのどの部分から対応していくべきか、どの程度の工数がかかるのかを診断します。
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